古賀克重法律事務所ブログ

福岡県弁護士会所属弁護士 古賀克重(こが かつしげ)の活動ブログです。

エホバの証人の患者について裁判所の慎重な審理を通じ無輸血手術が成功した事例

「エホバの証人」の患者と輸血  患者に手術が必要であり術中に輸血の可能性がある場合、通常、医療機関は事前に輸血の同意書を取ることになります。  では、患者や家族が、宗教上の理由から輸血を拒否した場合、医療機関はどのような

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小児もやもや病に対して頭蓋内圧更新の急性期管理を怠った注意義務違反により、痙攣発作を放置し死亡に至った事案において損害賠償請求が認容された事例

◆もやもや病とは  もやもや病とは、内頸動脈終末部を中心とする頭蓋内主幹動脈の進行性閉塞性変化を呈する疾患です。  女性に多く、発症年齢は二峰性(5歳から9歳と45歳から49歳)を呈するとされます。  小児の場合は、過呼

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「裁判官の視点 民事裁判と専門訴訟」、裁判官から見た医療訴訟におけるポイントとは

◆「裁判官の視点 民事裁判と専門訴訟」が発刊  商事法務から「裁判官の視点 民事裁判と専門訴訟」(編著門口正人)が2018年3月に出版されました。  執筆者6名はいずれも元裁判官で、高等裁判所の裁判長経験者です。  一般

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救急搬送された中学生死亡事案でCT検査を行うべき注意義務違反を認定し患者逆転勝訴、東京高裁が3200万円の賠償命令

東京高裁がCT検査を行うべき注意義務違反を認定 長野県安曇野市の少年(当時13歳)が脳ヘルニアによって死亡した事案について、東京高等裁判所は2018年3月28日、少年が救急搬送された波田町立波田総合病院(現・松本市立病院

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ハンセン病家族訴訟が提訴から2年、国が迅速な審理に応じず

◆ ハンセン病家族訴訟が訴訟提起から2年  ハンセン病の家族訴訟が訴訟提起から2年を経過しました。  原告59名が2016年2月15日、熊本地裁に提訴していわゆる「ハンセン病家族訴訟」が開始しました。同年3月29日には5

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薬害C型肝炎九州訴訟そして集団訴訟の現在地、RKB特集報道を通じて考える

◆ 救済法延長とRKB特集報道  薬害肝炎救済法の提訴期限が法改正によって2回目の延長となりました。その結果、提訴期限は2023年1月になります。  2002年から全国弁護団の支部として活動を継続している薬害肝炎九州弁護

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薬害肝炎・国との基本合意10周年集会が開催、九州実名原告の訃報とともに第三者組織の実現を誓って

国との基本合意10周年集会が開催 2007年12月、国が薬害肝炎の全面一律救済を表明し、2008年1月、薬害肝炎救済法が成立して10年が経ちました。 この間、薬害肝炎救済法の提訴期限は2度、法改正によって延長し、いまだ被

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長崎県新上五島町がいじめ自死の第三者調査報告書をサイトで公表、改めて問われる再発防止の姿勢

◆新上五島町が第三者調査委員会調査報告書をサイトで公表 2014年1月8日、長崎県新上五島町の町立奈良尾中学校3年生だった松竹景虎君(当時15歳)がいじめを苦に自死しました。 長崎いじめ自死訴訟とは、景虎君の遺族であるお

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注射剤によるアナフィラキシーショック死亡が12例、日本医療安全調査機構が再発防止に向けた提言3号を公表

医療事故の再発防止に向けた提言3号 日本医療安全調査機構が、医療事故の再発防止に向けた提言3号「注射剤によるアナフィラキシーに係る死亡事例の分析」を公表しました。 アナフィラキシーとは、「アレルゲン等の侵入により、複数臓

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福岡県内の歯科医院の虫歯治療で2歳女児が低酸素脳症を後遺した後に死亡、警察が捜査

◆ 2歳女児が福岡の歯科医院で低酸素脳症に  福岡県内の小児歯科医院で虫歯治療した患者(2歳)が2017年7月、治療直後に低酸素脳症を発症して、2日後に死亡したことが判明しました。  死亡したのは当時2歳だった山口叶愛ち

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脱毛・脂肪吸引・二重まぶた手術・豊胸など美容医療がクーリングオフの対象に、2017年12月1日から改正特定商取引法が施行

美容医療トラブルの傾向~20代後半から30代前半女性が突出 全国の消費生活センターに寄せられる美容医療サービスに関する相談は、2013年に2000件の大台を超えた後、4年に渡って2000件台で推移しています。 契約当事者

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