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薬害肝炎全国弁護団の2002年から10年に渡る活動の足跡を、古賀克重が編集長を務めまとめたものです。DVD付 薬害肝炎全国弁護団の特徴のひとつは、全国120名の弁護士が、「1つの弁護団」として活動した点です(現在は504名)。集団訴訟において各地弁護団が緩やかな連携をとることは通例です。薬害肝炎弁護団はさらに進んで当初から1つの弁護団としての意思決定を行って活動してきました。その具体的な内容について書き記しています。 また裁判史を編纂するにあたり、全国弁護団代表・事務局長による「座談会」も行いました。弁護団運営や立証の工夫から始まり、若手弁護士へのエールに及ぶまで、様々な論点につき掘り下げた意見交換を行っています。全面解決に向けてどのような議論が行われていたか、本音レベルのやりとりを残しました。私自身も、薬害肝炎九州弁護団事務局長として関わるにあたり、過去の裁判史(「サリドマイド裁判」、「水俣病裁判全史」、「薬害スモン全史」、「薬害エイズ裁判史」)を繰り返し読み返しました。それらを通じて「被害に始まり被害に終わる」集団訴訟のいわば「幹」を学ぶとともに、自分なりの工夫を付け加えアレンジしてきたつもりです。 この「薬害肝炎裁判史」も、今後の集団訴訟を手がける若い弁護士や法律家を目指す方にとって何かのヒントになれば嬉しい限りです。また各地の支援者の活動や原告の動きを時系列でまとめて、全面解決に至るまでの情勢をダイナミックに描いていますので、一般の方にも手に取って頂ける内容かと思います。 |
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