古賀克重法律事務所ブログ

福岡県弁護士会所属弁護士 古賀克重(こが かつしげ)の活動ブログです。

傷害保険判例最高裁判所自保ジャーナル

海外旅行のスキューバダイビング後に急性心筋梗塞で死亡した事案で急激かつ偶然の外来の事故を否認し傷害保険金請求を棄却した東京地裁判決

事案の概要  被保険者の亡A(60代女性)は、B会社主催の海外旅行に参加しスキューバダイビングを行った後、胸の痛みを訴え、その後死亡しました。 そこで、Aの相続人である原告らが、B会社と傷害総合保険及び海外旅行総合保険契

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医療事故医療過誤・医療ミス 美容医療厚生労働省美容医療

厚生労働省が不適切な美容医療について検討会、対応策を取りまとめへ

厚生労働省が美容医療の適切な実施に関する検討会を開催  美容医療については、近年、施術の幅が広がると共に心理的ハードルも低くなり、比較的侵襲性の低い施術を中心に、需要が高まってきています。  若い世代を中心にした美容医療

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C型肝炎厚生労働省薬害教育薬害肝炎

シンポジウム「肝炎患者のおかれた状況について考える」を開催へ、肝炎患者の偏見・差別について

肝炎対策基本指針の改定を受けた厚労省研究班の流れ  国の肝炎対策基本指針は平成28年(2013年)に改訂されました。  改訂した基本指針は、肝炎患者に対し不当な差別が生じることのないよう、正しい知識を身に付け、適切な対応

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交通事故法律改正道路交通法

生活道路の最高法定速度を時速30キロへ、警察庁案が示され道路交通法施行令改正へ

生活道路の最高法定速度を時速30キロに  警察庁が、自動車が一定の要件に該当する道路を通行する場合の最高速度を引き下げること等を内容とする「道路交通法施行令の一部を改正する政令案」等について検討を開始しています。  政府

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ニュース交通事故交通事故 自転車法律改正道路交通法

青切符で自転車の交通違反も取締へ、改正道路交通法が成立

青切符で自転車の交通違反を取締  自転車の交通違反に反則金を納付させる、いわゆる「青切符」の導入を盛り込んだ改正道路交通法が2024年5月17日、参議院本会議で可決・成立しました。  改正理由としては、「最近における道路

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C型肝炎ニュース厚生労働省薬害教育薬害肝炎

世界肝炎デー・日本肝炎デーは7月28日、肝炎デーフォーラムを開催

世界肝炎デー・日本肝炎デー  WHO(世界保健機関)が2010年5月のWHO総会において、世界的レベルでのウイルス性肝炎の蔓延防止等を目的として、7月28日を「世界肝炎デー(World HepatitisDay)」とする

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判例医療・医療過誤医療事故医療過誤・医療ミス 呼吸器医療過誤・医療ミス 小児科医療過誤・医療ミス 循環器医療過誤・医療ミス 気管切開

愛知県一宮市立市民病院に7500万円の賠償命令、カニューレの自宅での療養指導不十分で死亡

愛知県の一宮市立市民病院に7500万円の賠償命令  愛知県の一宮市立市民病院を退院した女児が窒息状態になり、意識を回復しないまま3歳で死亡した事案において、名古屋高裁は、医療器具の使用方法に関する適切な指導を怠った過失を

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C型肝炎厚生労働省法教育薬害薬害教育薬害肝炎集団訴訟

「肝炎患者から学生さんへ、患者肝炎医療コーディネーターが伝えたいこと」が発刊

肝炎患者さんから学生さんへ、患者肝炎医療コーディネーターが伝えたいこと  この冊子には、肝炎患者の講義を受けた医学部・薬学部等の学生の感想がまとめられています。  講義を行ったのは、薬害肝炎全国原告団の及川綾子さん、全国

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判例医療ガイドライン医療過誤・医療ミス 救急医療学校事故 保育事故

幼稚園で4歳園児が昼食中に誤嚥窒息による重篤な後遺症を負い、園長らに適時に心肺蘇生法を実施しなかった過失を認めたさいたま地裁令和5年3月23日判決

事案の概要  幼稚園の年長組に所属していた園児(当時4歳)が、幼稚園での昼食時に、持参した弁当に入っていたウインナーを誤嚥して窒息し、低酸素性虚血性脳症等の重篤な後遺症を負ったという事故です。  園児らは、救護に当たった

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C型肝炎患者の権利薬害教育薬害肝炎集団訴訟

第60回日本肝臓学会総会が熊本で開催、患者も参加し肝炎医療コーディネーターの取組を報告

第60回日本肝臓学会総会が熊本で開催  第60回日本肝臓学会総会(会長田中靖人)が2024年6月13日から14日まで、「A Better Liver, A Better Life!~栄光の架橋2024~」をテーマに開催さ

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ニュース医療事故医療過誤・医療ミス 消化器外科医療過誤・医療ミス 消火器内科医療過誤・医療ミス 麻酔

静岡がんセンターが4000万円で示談、70代患者が腸閉塞手術後に誤嚥性肺炎を発症して死亡

静岡がんセンターが4000万円で遺族と示談  2022年、静岡がんセンターが、当時70代の患者に対して緊急腸閉塞の手術後に、患者が誤嚥性肺炎、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を発症して死亡した医療事故で、遺族と4000万円

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