古賀克重法律事務所ブログ

福岡県弁護士会所属弁護士 古賀克重(こが かつしげ)の活動ブログです。

追突事故によって後遺障害を負ったと主張された交通事故訴訟で後遺障害・休業損害等を否認した判決、自保ジャーナル2076号

自保ジャーナル2076号56頁の紹介 私が担当した交通事故訴訟の判決(熊本地裁令和2年2月21日)が、判例雑誌である自保ジャーナル(2076号56頁)に掲載されましたのでご紹介します。 自保ジャーナルとは株式会社自動車保

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自保ジャーナル2070号96頁、担当した交通事故訴訟判決の解説

◆自保ジャーナル2070号96頁の紹介  私が担当した交通事故訴訟の判決(大阪地裁令和元年12月24日)が、自保ジャーナル(2070号96頁)に掲載されましたのでご紹介します。  自保ジャーナルとは株式会社自動車保険ジャ

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「裁判官の視点 民事裁判と専門訴訟」、裁判官から見た医療訴訟におけるポイントとは

◆「裁判官の視点 民事裁判と専門訴訟」が発刊  商事法務から「裁判官の視点 民事裁判と専門訴訟」(編著門口正人)が2018年3月に出版されました。  執筆者6名はいずれも元裁判官で、高等裁判所の裁判長経験者です。  一般

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「医療基本法~患者の権利を見据えた医療制度へ」が発刊

2000年以降の基本法の増加 最近成立する法律に「基本法」と名がついたものが増えています。 例えば、宇宙基本法、エネルギー政策基本法、犯罪被害者等基本法、自殺対策基本法、がん対策基本法・・ 実は2000年から2016年に

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「子宮頸がんワクチン事件」、世界的なワクチンビジネスの背景に迫る1冊

先日紹介した「子宮頸がんワクチン、副反応と闘う少女とその母たち」に続いて取り上げるのは「子宮頸がんワクチン事件」(斎藤貴男著・集英社)です。 この1冊も先日の薬害オンブズパースンタイアップグループ福岡の会合で話題となりま

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「家庭の法と裁判」が創刊準備、家裁月報の廃刊を受けて

最高裁が1949年以来発刊してきた「家庭裁判月報」。 毎月、家事や少年事件の審判例や各特集・統計を乗せて、裁判官・研究者・弁護士などこの分野の実務の参考になってきた代表的な文献でした。 私が手に取るようになったのは少年審

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日本医学ジャーナリスト協会賞大賞が発表、NHK「僕は忘れない ~瀬戸内 ハンセン病療養所の島~」

 2014年の「日本医学ジャーナリスト協会賞」の大賞(映像部門)に、NHK猪瀬美樹ディレクターのETV特集「僕は忘れない ~瀬戸内 ハンセン病療養所の島~」が選ばれました。 日本医学ジャーナリスト協会賞とは  日本医学ジ

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西日本新聞の長期連載「罪と更生」が単行本として出版、排除するだけでなく更生のために

裁判で弁護人として関わった被告人、審判で付添人として関わった少年。彼ら・彼女らの真の意味の立ち直りに、法律家がどれだけ貢献できているのか・・ 無力感を味わった弁護士は少なくないと思います。 西日本新聞社会部の取材班が20

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「薬害肝炎裁判史」が発刊、全国弁護団としての実践とは

薬害肝炎全国弁護団の活動が裁判史に  「薬害肝炎裁判史」(日本評論社)が2012年1月20日、発刊しました。 薬害肝炎全国弁護団が、2002年から10年に渡る活動の足跡をまとめたものです。  薬害肝炎全国弁護団の特徴のひ

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「集団訴訟実務マニュアル」を出版、薬害肝炎・エイズ・ハンセンの経験から

集団訴訟実務マニュアルを出版  「集団訴訟実務マニュアル」古賀克重著(日本評論社)を2009年8月18日に出版しました。 各集団訴訟の各裁判史はありましたが、集団訴訟全般について原告側弁護士が記した書籍は初めてとなります

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