弁護士費用特約の弁護士報酬が争点となった裁判例、自保ジャーナル2074号
自保ジャーナル2074号 弁護士費用特約の弁護士報酬額が争点となった珍しい裁判を紹介します。 私が保険会社から依頼を受けて被告代理人として対応し、福岡地裁・福岡高裁で各勝訴判決を得て、最高裁でも上告不受理で確定しました
続きを読む自保ジャーナル2074号 弁護士費用特約の弁護士報酬額が争点となった珍しい裁判を紹介します。 私が保険会社から依頼を受けて被告代理人として対応し、福岡地裁・福岡高裁で各勝訴判決を得て、最高裁でも上告不受理で確定しました
続きを読む京都大学病院に1億3500万円の賠償命令 血栓症を予防する薬剤「ソリリス」の投与を受けていた女性患者が髄膜炎菌感染症による敗血症で死亡したケースについて、京都地方裁判所が京都大学病院に対して、添付文書に従い、女性の容体悪
続きを読む新潟県立新発田病院が2260万円で訴訟上の和解 腹腔鏡を用いた早期大腸がん手術に際して、膵管損傷に起因する術後の腹膜炎を発症し70代の男性患者に排泄障害などが残存しました。県立新発田病院は新潟地方裁判所の和解案を受けて、
続きを読む自保ジャーナル2076号56頁の紹介 私が担当した交通事故訴訟の判決(熊本地裁令和2年2月21日)が、判例雑誌である自保ジャーナル(2076号56頁)に掲載されましたのでご紹介します。 自保ジャーナルとは株式会社自動車保
続きを読む仙台市立病院が600万円で示談 心臓損傷による高次脳機能障害の医療事故が発生し、仙台市立病院が患者に対して金600万円を支払う内容にて示談したことが報道されました。 心嚢穿刺とその合併症 心嚢(心膜)は、心臓を収める心膜
続きを読む◆自保ジャーナル2070号96頁の紹介 私が担当した交通事故訴訟の判決(大阪地裁令和元年12月24日)が、自保ジャーナル(2070号96頁)に掲載されましたのでご紹介します。 自保ジャーナルとは株式会社自動車保険ジャ
続きを読む◆ ハンセン病家族訴訟とは ハンセン病家族訴訟とは2016年2月15日、九州・関西在住の59名が被告国に対して損害賠償と全国紙への謝罪広告を求めて開始した裁判です。 その後、同年3月29日にも追加提訴し、最終的には5
続きを読む◆医療関係訴訟運営改善協議会とは 医療関係訴訟運営改善協議会が2019年2月8日、福岡地方裁判所で開催されました。 裁判官、患者側弁護士、医療機関側弁護士、医療機関の医師、学者らが集い、医療を取り巻く現状を共有して理
続きを読む「エホバの証人」の患者と輸血 患者に手術が必要であり術中に輸血の可能性がある場合、通常、医療機関は事前に輸血の同意書を取ることになります。 では、患者や家族が、宗教上の理由から輸血を拒否した場合、医療機関はどのような
続きを読む◆もやもや病とは もやもや病とは、内頸動脈終末部を中心とする頭蓋内主幹動脈の進行性閉塞性変化を呈する疾患です。女性に多く、発症年齢は二峰性(5歳から9歳と45歳から49歳)を呈するとされます。 小児の場合は、過呼吸などを
続きを読む◆「裁判官の視点 民事裁判と専門訴訟」が発刊 商事法務から「裁判官の視点 民事裁判と専門訴訟」(編著門口正人)が2018年3月に出版されました。 執筆者6名はいずれも元裁判官で、高等裁判所の裁判長経験者です。 一般
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