古賀克重法律事務所ブログ

福岡県弁護士会所属弁護士 古賀克重(こが かつしげ)の活動ブログです。

丹波医療センターが1125万円で示談、CT検査報告書を確認せず1年後肺がん判明し死亡

兵庫県立丹波医療センターで医療事故 2021年8月、女性(70代)がめまいを訴えて兵庫県立丹波医療センターを受診しました。腹部CT検査の結果、検査を担当した医師は、「肺の下部に影が見られるため、がん疑いもあり、精密な検査

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MRI検査室への金属製品の持ち込みが13件報告、医療安全情報198号

MRI検査室への金属製品などの持ち込みが13件報告 公益財団法人日本医療機能評価機構が、「医療安全情報」198号・2023年5月号を公表しました。 患者が磁性体(金属製品など)を身に着けたままMRI検査室に入室した事例が

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医療過誤原告の会が30周年、記念誌を発行しシンポジウムを開催

医療過誤原告の会とは  私が正会員として加入している医療事故情報センターから、「医療過誤原告の会30年のあゆみ」と「30周年記念シンポジウム」の案内を頂きましたのでご紹介します。  「医療過誤原告の会」は1991年10月

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新生児・乳児の沐浴時の熱傷が6例報告、医療安全情報178号が注意喚起

新生児・乳児の沐浴時の熱傷報告  公益財団法人日本医療機能評価機構が、「医療安全情報」178号・2021年9月号を公表しました。 新生児・乳児の沐浴時に熱傷をきたした事例が6件報告されています。 第60回報告書「再発・類

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改正薬機法による第三者評価・監視組織の設置が実現へ

◆ついに成立した薬機法2019年改正  前回の薬事法改正から5年が経過し、政府は2019年3月19日、薬機法等の一部を改正する法律を閣議決定して、同日、国会に提出していました。  国会提出から8か月後の2019年11月2

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入院中の転倒による頭部打撲は異常なくとも頭部CTを、日本医療安全調査機構が再発防止に向けた提言9号を公表

◆入院中に発生した転倒・転落による頭部外傷に係る死亡事例  日本医療安全調査機構が、医療事故の再発防止に向けた提言(第9号)「入院中に発生した転倒・転落による頭部外傷に係る死亡事例の分析」を公表しました。  入院患者は年

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病理診断報告書の確認忘れによる治療遅れが35件、医療安全情報150号

◆ 病理診断報告書の確認忘れによる治療遅れが35件報告  公益財団法人日本医療機能評価機構が、「医療安全情報」150号・2019年5月号を公表しました。  病理診断報告書を確認しなかったことにより治療が遅れた事例が再び報

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映像で学ぶ薬害シリーズ「MMRワクチン事件」が完成

映像で学ぶ薬害シリーズ「MMRワクチン事件」が完成  映像で学ぶ薬害シリーズ「MMRワクチン事件」が2019年3月、完成しました。  医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団から贈呈頂きましたのでご紹介します。  平成

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20回目の薬害根絶フォーラムが開催、HPVワクチン被害の実態報告と薬機法改正の問題点と課題がテーマ

20回目の薬害根絶フォーラムが開催  全国薬害被害者団体連絡協議会(薬被連)が2018年10月20日、薬害根絶フォーラムを東京医科歯科大学で開催します。  薬害根絶フォーラムも1999年以来、実に20回目の開催になります

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気管切開チューブ逸脱・迷入による死亡が6例、日本医療安全調査機構が医療事故の再発防止に向けた提言4号を公表

医療事故の再発防止に向けた提言4号  日本医療安全調査機構が、医療事故の再発防止に向けた提言4号「気管切開後早期の気管切開チューブ逸脱・迷入に係る死亡事例の分析」を公表しました。  気管切開術は、患者の生命維持および生活

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繰り返し発生する類似医療事故、日本医療機能評価機構が2017年の再発事例を公表

◆2014年から2016年に提供した医療安全情報  医療事故・ヒヤリハット事例は類似ケースが繰り返されています。  日本医療機能評価機構は2006年12月から医療安全情報を提供しています。 2014年から2016年に提供

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