厚生労働省 | 古賀克重法律事務所ブログ

　厚生労働省が、肝炎対策基本指針の平成２８年改正案をまとめました。　平成２８年３月１７日開催の肝炎対策推進協議会（第１７回）にて議論されたものです。肝炎対策基本指針とは　肝炎対策基本指針とは、肝炎対策基本法に基づい

子宮頸がんワクチンを考えるシンポが開催、学校・医師の理解不足があらわに

シンポジウム「子宮頸がんワクチン問題を考える」（主催：薬害オンブズパースン会議タイアップグループ福岡、共催：九州山口医療問題研究会）が３月５日、福岡市天神ビルにて開催されました。約１２０名が参加し、会場の椅子が足りずに

ハンセン病元患者が２月１５日、国を被告として熊本地裁に損害賠償請求訴訟を提起しました。原告は九州・関西在住の５９人。国に対して各５５０万円の損害賠償と全国紙への謝罪広告の掲載を求めています。ハンセン病患者・元患者の強

　厚生労働省が、薬害の歴史や教訓を動画でまとめ、厚生労働省ホームページで公開しています。　作成された動画は３０分。　「薬の基礎知識」、「薬害の歴史」、「被害者の声」、「代表的な薬害の概要」、「医薬品をめぐる社会の仕組み

Ｃ型肝炎治療薬のソバルディ、ハーボニーが最大５０％引き下げられることになりそうです。厚生労働省が２０１６年度から、Ｃ型肝炎治療薬など４種類の高額医薬品の公定価格を最大２５％～５０％下げる方針を決めたためです。対象は年

子宮頸がんワクチンの副作用により日本では積極的勧奨が停止されています。これに対して、ＷＨＯがワクチンの安全性に関する声明を出しており、ワクチン推進派は積極的勧奨再開を求めています。一方において、日本の副作用被害者への

Ｂ型肝炎ワクチンについて、厚生労働省が１０月にも予防接種法に基づく「定期接種」にする方針を決めました。Ｂ型肝炎ワクチンは、母子感染対策事業として、ウイルス感染している母親から生まれた新生児に接種する場合は、公的医療保険

薬害教育ＤＶＤ、映像で学ぶ薬害シリーズ「日本の薬害事件」が完成しました。医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団から贈呈頂きました。同財団はこれまでも各薬害事件のＤＶＤを作成してきましたが、今回のＤＶＤはその集大成。

４０年に渡って不正な方法で血液製剤を製造していた「化学及血清療法研究所」。１２製品２６品目について、国の承認書に記載していないヘパリンや添加剤を使用したり、承諾書に記載された行程を一部改変・省略するなどしていたものです

化血研が４０年間に渡って、不正な方法で血液製剤を製造していました。不正製造は１９７４年頃から始まり、国の調査の際は発覚しないように、製造記録を偽造するばかりか、紫外線をあてて古く見せかけるなど手の込んだことを組織ぐるみ

先日承認されたばかりのＣ型慢性肝炎に対する抗ウイルス薬「ヴィキラックス配合錠」。「オムビタスビル」、「パリタプレビル」、「リトナビル」の３剤配合剤で、適応は、ジェノタイプ１型のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変における