古賀克重法律事務所ブログ

福岡県弁護士会所属弁護士 古賀克重(こが かつしげ)の活動ブログです。

医療事故

ニュースフランチャイズ訴訟交通事故医療・医療過誤医療事故薬害肝炎

謹賀新年2022年のご挨拶

新年のご挨拶  新年明けましておめでとうございます。 旧年中も大変お世話になりました。  2021年の古賀克重法律事務所は、力を入れている交通事故、医療過誤にくわえて、不動産・住宅、宗教問題、フランチャイズの相談が多い1

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医療・医療過誤医療事故医療事故調査制度医療安全厚生労働省患者の権利日本医療安全調査機構産科医療補償制度裁判官

医療過誤原告の会が30周年、記念誌を発行しシンポジウムを開催

医療過誤原告の会とは  正会員として加入している医療事故情報センターから、「医療過誤原告の会30年のあゆみ」と「30周年記念シンポジウム」の案内を頂きましたのでご紹介します。  「医療過誤原告の会」は1991年10月に設

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PMDA医療・医療過誤医療事故医療安全情報医療過誤・医療ミス 循環器医療過誤・医療ミス 脳神経外科

低酸素脳症をきたした死亡事案で看護師に生体情報モニタのアラーム設定確認の過失を認めた判決

事案の概要~生体情報モニタ設定を誤り見落とし  くも膜下出血のために入院していた患者(当時66歳・男性)が、低酸素脳症をきたしていわゆる植物状態になり、その後死亡したという医療事故です。  患者遺族は東京地裁に提訴し、病

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判例医療・医療過誤医療事故医療過誤・医療ミス 副作用医療過誤・医療ミス 産科

京都大学病院に1億3500万円の賠償命令、抗菌薬の投薬を怠り29歳女性が髄膜炎菌感染症で死亡

京都大学病院に1億3500万円の賠償命令 血栓症を予防する薬剤「ソリリス」の投与を受けていた女性患者が髄膜炎菌感染症による敗血症で死亡したケースについて、京都地方裁判所が京都大学病院に対して、添付文書に従い、女性の容体悪

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判例医療・医療過誤医療ガイドライン医療事故医療過誤・医療ミス 消化器外科

新潟県立新発田病院が2260万円で訴訟上の和解、腹腔鏡下早期大腸がん手術で膵管損傷し腹膜炎を発症し排泄障害が残存

新潟県立新発田病院が2260万円で訴訟上の和解  腹腔鏡を用いた早期大腸がん手術に際して、膵管損傷に起因する術後の腹膜炎を発症し70代の男性患者に排泄障害などが残存しました。 県立新発田病院は新潟地方裁判所の和解案を受け

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医療・医療過誤医療事故医療事故調査制度医療安全医療過誤・医療ミス 高齢者日本医療安全調査機構

入院中転倒による頭部打撲は異常なくとも頭部CTを、日本医療安全調査機構が提言9号を公表

入院中に発生した転倒・転落による頭部外傷に係る死亡事例 入院中に発生した転倒・転落による頭部外傷に係る死亡事例  日本医療安全調査機構が、医療事故の再発防止に向けた提言(第9号)「入院中に発生した転倒・転落による頭部外傷

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医療・医療過誤医療事故医療安全医療安全情報医療過誤・医療ミス 循環器日本医療機能評価機構

病理診断報告書の確認忘れによる治療遅れが35件、医療安全情報150号

病理診断報告書の確認忘れによる治療遅れが35件報告  公益財団法人日本医療機能評価機構が、「医療安全情報」150号・2019年5月号を公表しました。  病理診断報告書を確認しなかったことにより治療が遅れた事例が再び報告さ

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医療・医療過誤医療事故厚生労働省弁護士・司法患者の権利福岡県弁護士会裁判官

AIと専門家責任、AI導入による医師・医療機関の法的責任とは

AIと医師の専門家責任の関係  いわゆるAIの普及によって、医師はもちろん、弁護士・会計士といったプロフェッショナルがどのような責任を負うかが問題となってきます。 論究ジュリスト29号(128頁)が「AIと社会と法~パラ

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判例医療・医療過誤医療ガイドライン医療事故医療過誤・医療ミス 救急医療患者の権利最高裁判所福岡県弁護士会裁判官

医療関係訴訟運営改善協議会を開催、救急医療における医療水準について医師働き方改革もふまえて考える

◆医療関係訴訟運営改善協議会とは  医療関係訴訟運営改善協議会が2019年2月8日、福岡地方裁判所で開催されました。  裁判官、患者側弁護士、医療機関側弁護士、医療機関の医師、学者らが集い、医療を取り巻く現状を共有して理

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C型肝炎交通事故医療・医療過誤医療事故弁護士・司法福岡県弁護士会薬害薬害肝炎

謹賀新年2019年のご挨拶、弁護士25年目の区切りを迎えて

明けましておめでとうございます 皆様よき新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 旧年中も大変お世話になりました、今年も古賀克重法律事務所をどうぞ宜しくお願いいたします。 1995年に弁護士登録して以来、2019年は弁護

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判例医療・医療過誤医療事故医療過誤・医療ミス 脳神経外科

小児もやもや病に対して頭蓋内圧更新の急性期管理を怠った注意義務違反により、痙攣発作を放置し死亡に至った事案において損害賠償請求が認容された事例

◆もやもや病とは もやもや病とは、内頸動脈終末部を中心とする頭蓋内主幹動脈の進行性閉塞性変化を呈する疾患です。女性に多く、発症年齢は二峰性(5歳から9歳と45歳から49歳)を呈するとされます。 小児の場合は、過呼吸などを

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