古賀克重法律事務所ブログ

福岡県弁護士会所属弁護士 古賀克重(こが かつしげ)の活動ブログです。

投稿者: 弁護士 古賀克重

判例医療・医療過誤弁護士・司法

抑制具を用いて患者の両上肢をベッドに拘束した当直看護師の法的責任

当直の看護師らが抑制具であるミトンを用いて、入院中の患者の両上肢をベッドに拘束した場合、診療契約上の義務に違反して、違法といえるか。 平成22年1月26日最高裁は、「上記行為は、患者が転倒、転落により重大な傷害を負う危険

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医療・医療過誤弁護士・司法書籍・雑誌薬害肝炎集団訴訟

「薬害肝炎裁判史」が発刊、全国弁護団としての実践とは

薬害肝炎全国弁護団の活動が裁判史に  「薬害肝炎裁判史」(日本評論社)が2012年1月20日、発刊しました。 薬害肝炎全国弁護団が、2002年から10年に渡る活動の足跡をまとめたものです。  薬害肝炎全国弁護団の特徴のひ

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判例医療・医療過誤弁護士・司法

薬剤の過量投与の指示に対し疑義照会しなかった薬剤師の法的責任

医師の薬剤の過量投与の指示に対して、疑義照会をしなかった薬剤師は法的責任を負うのか。 東京地裁平成23年2月10日判決(判例時報2109号56頁)は、薬剤師は医師の処方指示に対して、その内容についても確認し、疑義がある場

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薬害肝炎集団訴訟

イレッサ和解反対の文案作成で厚労省間杉純局長・平山佳伸審議官を処分へ

厚労省の官僚が薬害イレッサ訴訟における裁判所の和解勧告を批判する内容の声明文案を作成し、日本医学会に渡していた問題に動きがありました。 厚労省は24日、間杉純(ますぎ・じゅん)医薬食品局長と医薬担当の平山佳伸(ひらやま・

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弁護士・司法福岡・九州情報薬害肝炎集団訴訟

薬害肝炎九州訴訟・山口地裁第1回期日「原告意見陳述」、「弁護士意見陳述」

薬害肝炎全国弁護団とは  薬害肝炎全国弁護団は2002年から2017年の現在に至るまで一つの弁護団として活動しています。福岡、東京、大阪、名古屋、仙台の5地域に弁護団がありますが、全国弁護団の支部という位置づけ。  九州

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