中津市講演「最近の悪質商法と法律」
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中津市講演「最近の悪質商法と法律」
大分県中津市が主催する「消費生活市民講座」の講師として中津市役所で講演してきました。演題は「最近の悪質商法と法律」です。

深化し続けている(?)振り込め詐欺、相変わらずなくならない投資詐欺、最近増えている未公開株式の詐欺勧誘、フィッシング詐欺や仮装土地取引詐欺などのインターネットを利用した被害、社会的な話題・関心事を巧妙に利用する詐欺集団の手口(インフルエンザ商法、地上デジタル商法)をお話ししました。
50名ほどの聴衆の方は女性、ご年輩の方も多いようでしたので、インターネット被害の専門的・技術的な話は控えめにして、高齢者を狙った詐欺の話をややふくらませたり、微調整しました。
皆さんとても熱心に耳を傾けてくれたのでお話ししやすかったです。
中津の歴史
講演前には観光商業課の課長さんと名刺交換して歓談しました。
人口8万人弱の中津市は博多からJRで1時間弱。福沢諭吉の居宅や中津城があることでも知られる観光地です。最近は中津城を築いた黒田官兵衛に注目が集まっているということ。というのもNHK大河ドラマに黒田官兵衛を主役にという誘致活動があるそうです。
中津黒田家が関ヶ原の戦功で筑前52万国を与えられて福岡黒田藩が成立したわけですから、考えてみれば福岡と中津の縁はとても濃いものですね。
ご準備頂きました中津市役所のご担当の方々、ありがとうございました。
関連情報
・中津城公式ホームページ
・悪質商法などから身を守るために(消費者庁)
・高齢者の消費者被害(国民生活センター)
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投稿者プロフィール

- 弁護士
- 弁護士古賀克重です。1995年に弁護士登録以来、患者側として医療過誤を取り扱っています。薬害C型肝炎訴訟の弁護団事務局長として2008年の全面解決を勝ち取りました。交通事故も幅広く手掛けており、取扱った裁判が多数の判例集で紹介されています。ブログではその主たる取扱い分野である医療過誤・交通事故について、有益な情報を提供しています。
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