古賀克重法律事務所ブログ

福岡県弁護士会所属弁護士 古賀克重(こが かつしげ)の活動ブログです。

投稿者: 弁護士 古賀克重

判例医療・医療過誤医療過誤・医療ミス アナフィラキシーショック医療過誤・医療ミス 副作用医療過誤・医療ミス 気管切開医療過誤・医療ミス 耳鼻咽喉科弁護士・司法

星状神経節ブロック注射後、血腫による気道狭窄を生じ、低酸素脳症による重篤な後遺障害を負ったケースについて、気管切開遅延の過失を認めた裁判例

 東京地方裁判所が、星状神経節ブロック注射後、頸部・縦隔血腫による気道狭窄を生じ、低酸素脳症により重篤な後遺障害を負うに至ったケースについて、担当医師の気管切開の遅延に過失が認め、重篤な後遺障害と損害の因果関係を認めて5

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ニュース少年事件弁護士・司法

いじめの原因は「おもしろ半分・からかい」が最多、警察庁が少年非行情勢を発表

非行の概要~減少傾向が継続  警察庁生活安全局少年課が8月21日、「少年非行情勢」(平成26年上半期)を発表しました。 刑法犯少年の検挙人員は2万3103人と12年連続の減少になっています。 前年同期より3833人(14

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ニュース判例医療・医療過誤弁護士・司法

児童虐待7.3万件と増加、深刻化する医療ネグレクト

◆ 児童虐待は7万3765件と過去最多に・・ 厚生労働省が全国の児童相談所の児童虐待の対応件数を発表しました。 平成15年度には2万6569件だった件数が、10年後の平成25年度には実に2・7倍の7万3765件に達してい

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ニュース医療・医療過誤薬害肝炎集団訴訟

「温故知新~薬害から学ぶ」シリーズ、ついに「薬害肝炎」が完成

「温故知新~薬害から学ぶ~」(DVD)が順調に発刊され、ついに第7巻「薬害肝炎事件」が完成しました(8巻「ソリブジン事件」と同時)。 このDVDは、PMRJ(医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団、旧「財団法人日本公

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ニュース医療・医療過誤消費者問題薬害肝炎

ノバルティス元社員逮捕は氷山の一角、求められる再発防止

ノバルティスファーマの論文不正問題がついに元社員白橋伸雄氏の逮捕へと発展しました。 スイス大手製薬会社のノバルティスファーマが販売する高血圧治療薬「ディオバン」。 ディオバンとは、一般名はバルサルタン錠といい、「複合心血

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ニュース医療・医療過誤薬害肝炎

厳しすぎる肝機能障害による手帳交付、厚労省も基準見直しを

薬害肝炎全国原告団および日肝協は、国に対して、肝障害に関する身体障害者福祉法上の身体障害者認定基準を緩和するように求め続けています。 肝機能障害が手帳の対象になった経緯は下記の通りです。 まず薬害肝炎全国原告団弁護団と厚

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ニュースハンセン病訴訟集団訴訟

ハンセン病「体溶ける」と虚偽の授業、福岡県教育委員会が謝罪

福岡県の公立小学校の男性教諭が小学校6年生に対して、ハンセン病に関して誤った授業を行っていたことが判明しました。 発覚の経緯は2重の意味で何ともお粗末なものです。 まずこの男性教諭は「ハンセン病は骨が溶ける病気」「風邪と

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