古賀克重法律事務所ブログ

福岡県弁護士会所属弁護士 古賀克重(こが かつしげ)の活動ブログです。

高齢者が500万円おろすと警察通報へ、福岡の金融機関が県警とタッグを組んで振込詐欺対策

福岡県内の銀行・信用金庫・信用組合が、65歳以上の高齢者が窓口で500万円以上を引き出す場合には原則として警察に通報する運用を開始しました。通報を受けた場合、警察官が来訪して直接事情を聞き取るようです。 福岡県警・福岡財

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原野商法2次被害で集団訴訟、国民生活センターへの相談も急増中

▲大阪地裁に集団訴訟が提起 原野商法の被害者114名が2次被害を受けたとして11月28日、4700万円の賠償を求める集団訴訟を大阪地裁に起こしました。 原告は2011年から2014年にかけて、業者から「中国の富裕層に売れ

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美容医療の苦情が過去10年で2・7倍に、最多の東京に続いて福岡も2位

美容医療の苦情が急増  最近美容医療に関する法律相談が増えています。それを裏付けるように、消費生活センターに対する苦情・問い合わせも急激に増加しているようです。 PIO-NETに登録された相談件数でいうと、2019年20

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ノバルティス元社員逮捕は氷山の一角、求められる再発防止

ノバルティスファーマの論文不正問題がついに元社員白橋伸雄氏の逮捕へと発展しました。 スイス大手製薬会社のノバルティスファーマが販売する高血圧治療薬「ディオバン」。 ディオバンとは、一般名はバルサルタン錠といい、「複合心血

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CO2排出権取引の被害が急増、狙われる高齢者

 CO2(二酸化炭素)排出権取引による消費者被害が急増しています。  福岡県警生活安全課が2月31日、投資会社「スカイトレード」の代表者・社員ら3名を詐欺及び特定商取引法違反(不実告知)で逮捕しました。 18都道府県の7

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ピル副作用で11人死亡、361人重症

ピルの副作用について日本産婦人科学会が注意喚起  ピルの副作用によって、5年間で11人が死亡して、361人が重症だったことが判明しました。2013年には、保険承認されていたヤーズ配合錠との因果関係が否定できない血栓症によ

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薬被連の歩み、薬害被害者の願いを

 戦後綿々と日本で続く薬害。 その負の連鎖を被害者の視点から止めようと立ち上がったのが、薬被連(全国薬害被害者団体連絡協議会)になります。 加盟団体は、薬害肝炎全国原告団のほか、サリドマイド、スモン、ヤコブ、HIV、MM

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フランチャイズ規制法の意義と問題点、韓国の実態調査をふまえて

本部から示されていた売上げ予測が実態と異なった、契約後の指導援助がない、赤字だけ残された・・フランチャイズによるそのような被害が後を絶ちません。 日本弁護士連合会消費者問題対策委員会は、フランチャイズ(FC)規制法を検討

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交際相手からのDVも対象へ、改正DV防止法Q&A

改正DV防止法が成立 改正DV防止法が2013年6月26日、国会で成立しました。 いわゆるDV防止法は、正式名称を「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」といい、「配偶者暴力防止法」とも略称されています。

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薬害スモンから40年、難病対策を全面的見直しへ

 国が難病対策の見直しを検討しています。  厚生労働省の難病対策委員会が提言をまとめたもの。「治療研究の推進」、「他制度との均衡と難病の特性への配慮」、「公平かつ公正な支援」、、「持続可能な仕組み」という4原則を掲げてい

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美容医療トラブル、消費者庁が注意喚起

消費者庁が、「美容医療サービスを受けるに当たっての確認ポイント」を公表して、患者・消費者に対して注意喚起しました。 ・「美容医療サービスを受けるに当たっての確認ポイント」 美容医療サービスとは、医療機関による脱毛、脂肪吸

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